年収:Medical百選

ドラッグストアが調剤薬局よりも高年収の3つの理由

薬剤師の職場の代表格として挙げられるのが調剤薬局とドラッグストアですが、一般的にその2つのうちドラッグストアの方が年収が高めに設定されている傾向があります。では、なぜドラッグストア勤務の方が収入が高めなのかというと次の3つの理由があります。

1つ目はOTC販売のためには薬剤師が不可欠だからです。そしてこのOTC販売こそ店全体の売り上げの主要な割合を占めているため、経営に直結してくる重要なポイントになってくるからです。2つ目は大手企業が経営を行っているので、手当てや福利厚生等の待遇面が充実しているからです。

店長になれば別途手当てが付きますし、経営が安定しているので、賞与も毎年ある程度の額のアップが期待できます。3つ目は勤務時間が長いからです。薬局は近隣の病院に合わせて営業が終わりますが、ドラッグストアは夜遅くまで営業している場合がほとんどで拘束時間も長くなりその分、給料が高くなっています。

[参考]
ゆいが教える!薬剤師転職支援ブログ
http://www.yui-yakuzaishishienblog.com/

個人薬局を開局する時に知っておきたい3つの点

薬剤師の方が経験と実績を積んで自分で薬局を開局しようとする際には、次の3つの点に注意することが大切です。1つ目が開業する場所を熟慮することです。ライバル薬局が少なかったり、駅前などの人通りの多い場所でしたり、大きな病院の近くに開業したりすれば、半年程度で黒字経営を見込むことも可能です。

2つ目は在宅医療のサービスを手掛けることです。薬局の中で患者さんが来るのを待つだけではなく、自分から患者さんのご自宅に出向いて行って医療サービスを行っていくという最近の流れに乗って、経営の幅を広めていくことです。

3つ目は複数の店舗経営を目指していくことです。近くに同じ診療科目の薬局が出来たり、頼りにしていた病院が閉院してしまってもリスク対応できるように複数店舗の経営が大事になってきます。これらの点に注意して開局すれば、勤務時代よりも高い年収を得ることが期待できるでしょう。


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